ファンシーシェイプダイヤについて

ラウンド

ラウンドブリリアントカットはダイヤモンドを代表する最もオーソドックスで、人気の高いカットです。
ダイヤモンドの輝きと魅力を最大限に引き出す５８面体のブリリアントカットは、ひときわ光り輝く事からエンゲージリング（婚約指輪）にもよく用いられます。
また光り輝くダイヤモンドの指標には「４Ｃ」や、
上から入って反射される光の量を表すブリリアンシー /Brilliancy
ダイヤから放たれる光の煌めき感を表すシンチレーション /Scintillation
ダイヤモンドの中で光が分光されて虹色を表すファイヤー /Fire
またはディスパージョン/Dispersionなどの指標もあります。
最も研究され、そのダイヤモンドのまばゆい輝きと魅力を最大限に引き出すラウンドブリリアントカット。完璧な輝きとパワーを感じます。

すべてのラウンドをみる

プリンセス

プリンセスカットは通称で、正式にはスクエア（正方形）もしくはレクタンギュラ（長方形）モディファイドブリリアントと言います。
この現在のプリンセスカットは、１９８０年頃に開発された比較的新しいカットで、原石からカットをする時に一番むだが少なく、テーブルの面積が広いのが特徴のカットです。
細かいキラキラが特徴のブリリアントカットの一種で、シンチレーションとブリリアンシーが高めのキラキラのプリンセスカット。
シンチレーションとは、ダイヤモンドを上から覗いて顔を左右前後上下に動かした時に、ダイヤの表面から放たれる光線のキラキラ感のこと。
ブリリアンシーとは、ダイヤの表面と内部の両方から、目にはねかえってくる光線の量のことで、モザイク模様がチカチカと輝く形をしています。

すべてのプリンセスをみる

エメラルド

エメラルドカットは、ガードル（外周）から並行な面が段（ステップ）状に付けられたカットで、ステップカットと呼ばれるカット。
レクタングル（長方形）で安全の為に角がカットされて8角形になっており、エメラルドに頻繁に用いられたことから、エメラルドカットと呼ばれています。
このカッティング方法がクレオパトラに愛されたことで有名なファンシーカットの一種で、現在のエメラルドカットは16世紀に入ってから開発されたと言われています。

すべてのエメラルドをみる

ラディアント

ラディアントは細かいキラキラが特徴のブリリアントカットの一種で、四隅がカットされている四角い形。
Radiant/ラディアントは、まばゆい、光を放つなどの意味があります。
ほぼ正方形（Square）のものから、長方形（Rectangular）のものと、長さが個々に違い、それぞれに個性的な表情をかもしだします。
四隅がカットされているシルエットは、エメラルドカットやアッシャーカットと同じですが、ブリリアントカットの細かいキラキラが新鮮で斬新な印象です。
クッションも四角く、ブリリアントカットと言う点で同じですが、八辺のシャープなラインが、丸みのあるクッションとはまた違った、凜とした気品のある雰囲気をかもしだしています。

すべてのラディアントをみる

アッシャー

１９０２年にジョセフアッシャーが開発した通称アッシャーカットは、正式にはスクエアエメラルドカットと言われる５８面のカットで、エメラルドカットをほぼ正方形にした形。すっきりとした煌めきが、正方形になる事によって愛らしい雰囲気になります。
エメラルドカットと同様、ガードル（外周）から並行な面が段（ステップ）状に付けられたステップカットと呼ばれるカットで、角がカットされ8角形になっています。
ブリリアントカットのような細かいキラキラ感と違い、透明感のある広い面でキラキラッと煌めきます。
神秘的で、上品なダイヤモンドです。
ステップカットは広いカット面が多いため、大きなインクルージョン（内包物）があると見えやすく、クラリティや色を引き立たせるカッティング方法ともいえます。

すべてのアッシャーをみる

クッション

クッションカットはその名の通り、クッション、またはピロー（枕）の形をしており、四角いダイヤモンドの仲間。
角が丸いのが特徴的で、シャープな中に女性的な優しさが感じられるシェイプとして、とても人気の高いダイヤモンドの形です。
ラウンドと同じブリリアントカットですので、カット面が多くキラキラと輝くダイヤモンドがお好みの方、ラウンド以外の少し違う形も試してみたいという方におススメです。
このクッションカットは長い歴史をもつ伝統的なカットで角が丸く、輝きを増す大きなファセット（カット面）があります。
大きなファセットは、ダイヤモンドの透明度を際立たせます。
柔らかくフェミニンな四角いシェイプで細かくキラキラと輝き、時代を超越した美しい輝きのクッションカットダイヤモンドをぜひお楽しみください。

すべてのクッションをみる

マーキーズ

マーキースカットは、上品で優雅な柔らかなふくらみと両端が尖ったシャープな部分がミックスされて、エレガントさとクールさの両方を兼ねそなえた、とても魅力的なカットです。
多数のカット面が光を効率よく反射するブリリアントカットの一種でまた、ペアシェイプと同じように、ラウンドに比べると縦に長さがある分、同じカラット数でも大きく見え、リングの場合はお指が長くほっそりと見える効果があるのもマーキスの特徴です。

すべてのマーキーズをみる

ペア

ペアシェイプダイヤモンドはシャープさと、丸みのある曲線の両方の輝きをあわせもち、優しく落ち着いた気分にさせてくれる、そんな優美さのあるダイヤモンドです。
この形状からペア（洋なし）の名前がついているペアシェイプ、美しい女神の涙のしずくのようにもみえるので、ティアドロップとも呼ばれています。
ラウンド（丸い形のダイヤ）と同じ、細かいキラキラが特徴のブリリアントカットで、ラウンドに比べると縦に長さがある分、同じカラット数でも大きく見え、リングの場合はそのV字効果によってお指を美しくほっそりと長く見える効果もあります。

すべてのペアをみる

オーバル

まろやかな楕円をえがくオーバルは、英語で卵形を意味しております。
1960年代の初めに、ラザール・カプランによって開発されたオーバルカット。多数のカット面が光を効率よく反射するブリリアントカットの一種で、ファンシーカットの定番のひとつでもあります。
ラウンドに比べると縦の長さがあるので、同じカラット数でも大きく見え、リングの場合はお指が長く見える効果もあります。
エリザベス女王の王冠にも使用されているオーバルは、クラシカルな雰囲気に仕上がるためとても人気が高く、ラウンドの次にメジャーなシェイプと言えるでしょう。
上品で落ち着きのあるオーバルダイヤモンドをぜひお楽しみください。

すべてのオーバルをみる

ハート

女性の永遠の憧れ、乙女心をくすぐるロマンティックな形が人気のハートシェイプ。幸福や愛の象徴とされています。
多数のカット面が光を効率よく反射する、細かいキラキラが特徴のブリリアントカットの一種で、キラキラと輝くダイヤモンドがお好みの方、少し違う形も試してみたいという方におススメです。
ハートシェイプのダイヤモンドは、日本ではラウンドに比べてめずらしいカットとなっておりますが、欧米では若い女性の中心に、とても人気のあるメジャーな形のダイヤモンドとなっております。
女性の可愛らしさを最も表現しているハートシェイプ、キラキラと輝きときめくハートをお楽しみください。

すべてのハートをみる

トリリアント

三角形の形状のものをトリリアントと呼びます。
角や辺の部分がシャープなものや、丸みのあるものがあり、主にブリリアントカットですが、中にはブリリアントをアレンジしたものやステップカットなどもあり、個性的な魅力があります。
また、サイドストーン（脇石）として使われる事も多く、三角形のシャープな形がメインの宝石を挟み込むようなセッティングとなど、メインのお石を引き立てるアクセントになります。
もちろん、トリリアントをメインとしてピアスやネックレス、リングにお作り頂くのも、個性的なジュエリーとなる事でしょう。

すべてのトリリアントをみる

バゲット

バゲットは、その長方形の形状から棒や杖を意味するフランス語から由来しています。細長い棒状のフランスパンのバゲットと同じ名前です。
エメラルドカットと同じくガードル（外周）から並行な面が段（ステップ）状に付けられたステップカットと呼ばれるカットを施され、スッキリとした透明感のある輝きです。
エメラルドカットとの違いは角がカットされていない点です。
そのため、よりシャープな印象が美しいシェイプです。
サイドストーンとして、メインのダイヤモンドを引き立たせるアクセントにも多く使われ、バゲットのみのデザインもスタイリッシュで印象的です。